
- 2014/03/31
- 風呂敷の知識
- 文様のいわれ
蝶の紋・蝶の文様について ~文様~
みなさまこんにちは。
京都の風呂敷製造・卸、山田繊維㈱の杉江です。
みなさまも聞き覚えのある童謡「ちょうちょう」。
ちょうちょう ちょうちょう 菜の葉にとまれ
菜の葉にあいたら 桜にとまれ
東京では桜も満開です。蝶が止まっているかもしれませんね。
家紋「蝶紋」
家紋の中にも蝶紋は存在します。
蝶は平安の頃より装飾文様として使われておりました。
家紋の多くが左右対称であるなかで、蝶紋は珍しくその均整を破っています。
この蝶紋を多く用いた一門として平氏が有名です。
蝶の姿態を鮮やかに文様化し、代表的なものでは「揚羽蝶」が挙げられます。
アゲハチョウを図案化したものではなく、羽を直立させて休んでいる姿を描いたものとされています。
上記の紋は丸に揚羽蝶で、平家を代表する平清盛の家紋です。
蝶柄の商品
揚羽蝶ではありませんが、弊社の売れ筋の蝶柄の多いシリーズはこちらです。
入荷待ちでご迷惑をお掛けするほどです。
カラーバリエーションも揃えておりますので、ぜひともお手にしていただきたい逸品です。
京都の風呂敷メーカー山田繊維㈱の杉江でした。