
- 2025/06/25
- ニュース
- メディア
【NHK大河ドラマ】「べらぼう」で話題!蔦重がプロデュースした浮世絵のふろしきをご紹介

大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」をご覧になってらっしゃいますか?
6月後半から、ドラマの舞台がいよいよ吉原から日本橋へと移っていきますね。
「JIN-仁-」「ごちそうさん」などを手掛けた脚本家の森下佳子氏が仕掛けるストーリー展開もさることながら、ひょうろくさんなど話題の芸人さんが登場するのも楽しみのひとつですね。
弊社内でも「べらぼう」ファンは多く、毎週話題に上がっています。
NHK大河ドラマ「べらぼう」が描くストーリー

蔦屋重三郎は遊郭・吉原で生まれ、遊郭の案内所で働きながら「細見(遊郭の案内本)」を発行しながら、20代で「耕書堂」を開業します。相次いでヒット作を刊行し編集・出版プロデューサーになっていきます。
そして、優れた企画力で教科書でもお馴染みの東洲斎写楽や喜多川歌麿ら、浮世絵師たちを見出し「江戸のメディア王」として大成功を収めていきます。
横浜 流星さんが彼の半生をいきいきと演じています。

NHKの大河ドラマは戦国時代が多いですが、今回は商売の戦い、浮世絵カルチャー、人間ドラマに焦点が当たっているので、新鮮ですね。商いのシーンが多くふろしきもたくさん出てくるので、「当時こういう持ち方だったんだ」と勉強にもなります。

蔦屋重三郎がプロデュースした浮世絵師と版元印
蔦重は、日本が世界に誇る浮世絵師四天王のうちの3名、喜多川歌麿、葛飾北斎、東洲斎写楽らの才能を見出し絵師として売り出しました。
喜多川歌麿や写楽の浮世絵には、「極」のハンコ、そして、山型に蔦の葉のマークがあるのがわかります。この山型に蔦の葉のマークが、蔦屋重三郎が出版したことを示す版元印です。
「極」の印は、出版の検閲を受けたことを示す改印(極印)です。


浮世絵師四天王のふろしきをご紹介!
「浮世絵師の中でも有名な四天王」とご紹介いただけるふろしきです。さらに蔦重の版元印が入っていると話題にできますね。江戸の風景や文化を描いた図柄は、インバウンドのお客様や海外のお土産や和のギフトとしても人気です。
①喜多川歌麿 (蔦重プロデュース)
「寛政三美人」
美人画で江戸に旋風を巻き起こした天才絵師。大河の中では染谷 将太さんが演じています。
蔦重の版元印も入っています。


②葛飾北斎(蔦重プロデュース)
「凱風快晴」


「神奈川沖浪裏」


③東洲斎写楽(蔦重プロデュース)
「江戸兵衛」
蔦重の版元印も入っています。


④歌川広重
「名所江戸百景 隅田川水神の森真崎」


他にも魅力的な浮世絵がふろしきになっていますので、ぜひご覧ください。
浮世絵シリーズ一覧はこちら>>