
- 2017/07/14
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祇園祭の縄がらみと真結び・・・伝統(技法、匠)を感じる繋がりのご紹介
みなさま、こんにちは。
京都の風呂敷製造卸・山田繊維㈱ 渡辺です。
今!京都は、コンチキチンの祇園ばやしの音色でいっぱい!本番を迎えようとしています。
『京都祇園祭の鉾建てと山建てです!』
京都祇園祭は、八坂神社でとり行なわれるお祭りで、古くは疫病が大流行していた都を
救うための行事でした。
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毎年、7月1日から31日まで一ヶ月間かけて行われます。
宵山は、14日から16日、前祭の山鉾巡行は7月17日午前9時より
後祭の山鉾巡行は、7月24日午前9時30分より他にも沢山の行事があります。
今回、注目は『鉾・山建て』の縄がらみです!
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巨大な鉾の組み立ては、釘を使わず木と縄だけで形をつくります、これを
「縄がらみ」と言います。祇園祭ならではの伝統ですね。
どの部分を固定するかは、細かく決められ外側から内側に通すなど順番も
複雑で間違うことは、許されません。
さて、私たちの風呂敷も結び方に基本があります。
『真結び』です!
真結びは、大切なお品や大事な物をしっかり結びます!見た目も美しいふろしきの基本です。
しかも、不思議なことに真結びは一瞬にしてほどくことが可能です。!
縦結びになる人は靴紐がほどけやすくないでしょうか?
祇園祭の縄がらみと真結び・・・伝統(技法、匠)を感じます。
風呂敷メーカー山田繊維㈱本社営業の渡辺でした。