
- 2017/06/19
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ちどりは夏のイメージ?
みなさま、こんにちは。
京都の風呂敷製造・卸の山田繊維(株)杉江です。
夏の暑い日が続くのも嫌ですが、この時期に降り続く雨、
じめっととした梅雨はもっと嫌ですね。
今回は動物を家紋にしたものをご紹介します。
季節を勘違いしてしまうかな?と思われる1つに「ちどり」が挙げられます。
ちどりは特定の鳥類を指す言葉ではありません。水辺に生息する小型の鳥のことを指しています。
たくさんいて、群れをなして飛ぶことから「千鳥」と呼ばれるようになったと言われます。
平安時代には衣服にも用いられ、文様としては江戸時代に確立されたとされています。
デザインとしては波(浪)と組み合わせたものが多く見受けられます。
上記は弊社商品の千鳥柄で、夏をイメージした雰囲気があります。
このちどり、俳句の世界では冬の季語として使われているそうです。
私も知りませんでしたので少し賢くなった気がします。
京都の風呂敷メーカー、山田繊維(株)の杉江でした。