- 2016/02/17
- 風呂敷の活用法
- 文様のいわれ
春のウェディングや雛節句にもピッタリ!「貝合わせ」の風呂敷で幸せを結ぶギフトとは?!
京都ふろしきメーカー山田繊維・むす美(むすび)の広報 山田悦子です。
今年は早や春一番が吹き、花粉症もちらほら(コレは来てほしくない~!)・・・
春の足音が聞こえ始める今日この頃・・
今日は、「貝合わせ」の文様にまつわる風呂敷ギフトのお話とご提案です。
「貝合わせ」という文様をご存知でしょうか?
「貝合わせ」とは、平安時代の貴族たちの蛤を用いた遊びが始まりです。
貴族たちが、蛤の殻の色や形の美しさを愛で、
その美しさを競いあうという、遊びだったようです。
また、蛤を使った遊びには「貝覆い(かいおおい)」と呼ばれたものもありました。
二枚貝の蛤をバラバラにしたものを床に伏せて置き、
同じ貝を1対に合わせられたら勝ち!
という、トランプでいう「神経衰弱」のような遊びでした。
その後「貝合わせ」と「貝覆い」は、次第に混同され
「貝合わせ」と呼ばれるようになったと言われています。
華やかで美しい貴族の遊びは、
江戸の頃から雛飾りの道具に加えられたり、憧れから文様化されたようです。
二枚貝の貝殻は、同じ一対の貝だけがぴったりと重なり合い
他の貝とは絶対に合わないことから、
「貝合わせ」は夫婦の契りを表わすようになり
「夫婦和合」「家庭円満」の象徴とされるようになったのでした。
この世に一つしかない一対。
幾久しい幸せを願い、家の繁栄を願うという意味合いから文様化された
「貝合わせ」の柄は、もちろん風呂敷にもあり
時代を越えて今も人気の柄の1つです。
この文様の意味から、某ジュエリーメーカー様は
エンゲージリングのご成約記念に
この柄の風呂敷にブランドロゴ入れてプレゼントされています。
お二人の幾久しいお幸せを願うとともに、お祝いとして!
(活用事例をご参考ください!)
「メッセージのこもった記念の品で、とても喜んでいただいている!」と
コメントもいただき、私たちも嬉しい限りです。
そんなふろしきを弊社では、一枚一枚丁寧にお作りしています。
ご使用の目的によって、他にもさまざまな意味合いの吉祥文様もございます。
また、ロゴや名入れも出来てオリジナリティーのある記念品としても
すぐ対応可能なのが、風呂敷のイイところでもあります!
何なりとご相談いただければ、これまでの豊富な事例をもとに
ご提案もさせていただきますので、どうぞお気軽にお問合せ下さい!
京都ふろしきメーカー山田繊維・むす美(むすび)の広報 山田悦子でした。