- 2016/02/12
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鶴の家紋
みなさま、こんにちは。
京都の風呂敷製造・卸、山田繊維(株)の杉江です。
立春が過ぎ暦の上ではもう春です。まだ寒い日は続きますが…。
先日ニュースでも越冬のために飛来してきた鶴が、日本から飛び立って行ったことが
報じられていました。
さてこの鶴にちなんだ故事ことわざにある「つるは千年、かめは万年」、
誰もが耳にしたことはあるでしょう。
鶴は霊鳥とされ、おめでたく、神秘の鳥でもあり長寿のシンボルとされています。
昔から鶴は、文様や紋章によく使われ、「北野天満宮絵巻」にもみられるなど、
文様から転化し家紋となってきたといわれています。
画像とはちょっと違いはありますが、鶴のマークといえば日本航空の社章を思い起こされる方もいるでしょう。
鶴の舞う姿勢により呼び方も変化するそうです。
・飛んでいる様→舞鶴
・上向きに飛ぶ様→昇鶴
・下向きに飛ぶ様→降鶴
これはどれにあたるでしょう?
こう見ると鶴の家紋にも幅広いものがありますね。
京都の風呂敷メーカー、山田繊維(株)の杉江でした。