- 2015/10/10
- 風呂敷の活用法
- スタッフコラム
渋谷で出会った Mr.風呂敷マント?ポンチョ? 新しい活用法に脱帽!!!
みなさま こんにちは!
京都ふろしきメーカー山田繊維・むす美 の 広報 山田悦子です。
先日、東京は渋谷でのことです。
駅を目指して人込みを歩いていると
ふっ・・と前を行く人の服の裾に目が釘付けになりました!
そこには
刺し子で縫い付けた「屋号」が揺れているではありませんか!!
んんん・・・?
と、見たら袖にも一針一針丁寧に刺した刺子の模様が!!!
もしや?
いや、これは絶対、風呂敷!!! と
も~う、居てもたってもいられず・・・・声をかけてしまいした。(笑)
(コレ、立派なナンパですね。
「ふろしき」を使っておられる方を見ると、嬉しくて時々やっちゃいます(笑)スイマセン)
古いものとオシャレが好きという金沢の青年は、
古道具屋で江戸後期のふろしきを見つけたらしい。
「カッコイイ!vこれはマントになる!」・・・と閃いたらしく、
風呂敷の真ん中に切り込みを入れてオリジナルなファッションに仕立てたらしい。
物静かな彼は、私の無理なお願いにも快く袖を広げ
ゆったりと回って見せてくれました。
江戸時代後期…このふろしきがどんなところで何を包んでいたのでしょう
2015年
まさか、東京のど真ん中を人にまとわれて闊歩するとは
風呂敷自身が驚きつつも、誇らしく思っていることでしょう。(笑)
藍染に手の込んだ刺し子・全て手縫いのめったに見れないお宝でした。
風呂敷の、しかもヴィンテージ大風呂敷の新しい活用法?!新発想!!とは・・・お見事!
なんとも嬉しい出会いに、ちょっと興奮気味の秋の日でした。
(追伸)
「風呂敷」をお使いの方は、
もしかすると・・・どこかで突然、私、声をかけちゃうかもしれません(笑)))
その時は、どうぞ、逃げないでやってくださいね~~!!!
ではでは、素敵な秋をお過ごしください!
京都ふろしきメーカー山田繊維・むす美 広報の 山田悦子でした。