- 2015/05/08
- スタッフコラム
鯉のぼりは、いつ片づけるか ご存知ですか?
みなさま、こんにちは。
京都の風呂敷製造・卸、山田繊維㈱の杉江です。
連休も終わり、飾っていた兜や鯉のぼりを片付ける時期ですね。
(我が家はまだです。)
そもそも鯉のぼりは武家が掲げるのを、農民町民が真似たことに始まります。
初期は袋状というよりも、一枚布で鯉の口の部分に棒を通し、吊っていたとされています。
店先にある旗の感じですね。サイズも手持ちできるほどでした。
現在のように吹流し型になるのは、商人・町民がお金を持ちはじめてからのようです。
現在の一般的な風景ですね。
さて鯉のぼりはいつまでに片付ければいいでしょうか?
特にきまりはありませんが、5月中旬までが一般とされています。
端午の節句と比較対照される桃の節句。
ひな人形のおひなさまは平安時代の結婚式を表すといわれます。
(おひなさま→皇后・おだいりさま→天皇)
早く飾ると→早く嫁に出す。
早く片付けると→早く嫁に行く。
ひな人形では、片付けが遅れれば婚期を逃がす、行き遅れるといわれますね。
(一種の迷信でしょうが、信じる方もいるでしょう。)
かぶと・鯉のぼりの片付けが遅れ、婚期が遅れるのも男性なら別に構わないかぁと思いますが…。
京都の風呂敷メーカー、山田繊維㈱の杉江でした。