
- 2014/12/03
- 風呂敷の知識
- 文様のいわれ
ご存知ですか?日本初の雪の結晶の図譜は、江戸時代のあるロマンチックな男性が作ったんです!
みなさま、こんにちは。
京都の風呂敷製造、卸・山田繊維㈱の杉江です。
早いもので12月。街はイルミネーションやライトアップで
クリスマスムードですね。
今冬は暖冬の予報ですが、大雪が降り、積もっている地域もあるようですね。
冬が厳しく、冷えることで豊年の兆候とされる雪。
紋の数としては少なく、古代の人々が雪の形を捉え切れなかったところに由来するようです。
きっかけとなるのは、雪に魅せられた下総国古河藩主・土井利位。
彼の命で編集された日本初の雪の結晶の図譜「雪華図譜」によるとされています。
雪の美しさに魅かれ、多くのデザインに取り入れられた頃が江戸時代とされています。
以前、綿小風呂敷で取り扱っていた柄、種々の雪の結晶をモチーフにしていました。
冬にピッタリの色使いでした。
雪となればこども達が喜び、雪だるまを作る姿は微笑ましいですね。
さて今年は「ホワイトクリスマス」になるでしょうか?
京都の風呂敷製造メーカー、山田繊維㈱の杉江でした。