
- 2014/11/28
- 風呂敷の知識
- スタッフコラム
[風呂敷のルーツは、正倉院に・・・」
みなさま、こんにちは!
京都の風呂敷製造・卸、山田繊維(株)の山田芳生です。
毎年恒例の秋のイベント「正倉院展」
今年も行ってきました!
第66回正倉院展、
私の一番のお気に入りはコレ!
伎楽面酔胡従(ぎがくめんすいこじゅう)
お面なんですが、酔っ払いのような、何ともユニークな表情が
僕の心をくすぐってくれました。
それから、次は四角い鏡
特に職業病みたいに思いますが
四角い形のものはみんな風呂敷のデザインに見えてしまう今日この頃。
一辺が17㎝ほどで、決して大きな鏡ではありませんが
このまま、風呂敷にできそうな繊細なデザインでした。
そして、何といってもコレ!
そうです、風呂敷です。
タテ103㎝、ヨコ99㎝という大きさ
素材は絹の袷仕立てで
表には、炭で中に包んであった宝物の明細が記されています。
今まで写真では見たことがありましたが
実物を見るのは初めてでした!
実は、布や紙のような朽ちてしまう昔のままのものが見ることが出来るのは
世界でも、ここ、正倉院だけのようです。
1400年も前の宝物が今も見られる正倉院展。
みなさんも是非!
京都の風呂敷メーカー山田繊維(株)の山田芳生でした。