- 2014/08/21
- スタッフコラム
難しそうなイメージの 結納!でも、簡略的なものであっても、きちんと節目を迎える事は大切ですね
みなさまこんにちは!
京都の風呂敷メーカー、山田繊維の余力です。
実は先日、結納がありました。
近頃は、結納をされない方も多いようですね。
実際私も、仕事柄話には聞くものの、
想像するしかなかったのですが、、、。
このたび、両親の要望もあって、
せっかく結納をしていただくいい機会を頂戴したので、
その様子を記録してきました!
ただ、結納といっても、
両家両親と当人が揃って仲人はたてずにするような、
非常に簡略的な結納な事と、
地域によって、出てくるお品や、形も様々なので、
いろいろと割愛させていただいております。
あくまで、「こんなかんじなのか~」と、雰囲気を楽しんでいただければと思います。
まずは、両家揃ってご挨拶。
司会進行は、こちら料亭の方がされたり、
仲人さんがされたりと、要望に合わせていろいろだそうです。
今回は、簡略バージョンですので、どなたにもお願いせず、
旦那のお義父さんが司会進行と、開始にあたるご挨拶をしてくださいました。
次に、目録の拝見です。
広蓋に目録をのせて、さらに塩瀬ふくさで覆います。
それを、父から順に拝見していきます。
では私も、、、。
、、、。
読めませーん!笑
なお本来は、相手方の目の前で拝見はせずに、
裏に持っていって中身を拝見し、
袴代等のお返しを広蓋にのせて、裏返した塩瀬ふくさで覆い、
もとのお家へお返しすのですが、
今回は、簡略バージョンですので、割愛させていただきます。
さらに正式なものは、仲人が両家を行き来し、
お品を運ぶのだそうです。
なお、この広蓋と塩瀬ふくさを運ぶ際、
ちりめん友禅の風呂敷で包み、その上から白山紬の家紋入り風呂敷で大切につつんで
運びます。
ですが、今回は簡略バージョンですので、割愛させていただきます。
では次に、結納の記念品の交換。
彼からは、婚約指輪を。
私は万年筆を記念品に。
最後に、床の間前で記念撮影をして終了しました。
今回ご用意頂いたお品物は、
熨斗/末広/結納金を入れる金封の3種類。
こちらは、記念品とともに、床の間にしばらく飾ります。
なお本来は、この他に、高砂人形や、水引で作った鶴亀など、
豪華絢爛なお品物が床の間に飾られ、お披露目されます。
ご近所やの方々が、お祝いとともに、こちらの床の間を拝見しにこられます。
ですが、今回は簡略バージョンですので、割愛させ、、、もういいですね。笑
あとは、お待ちかね!
楽しくおいしく過ごします。
美味しかったです!
台風の影響で一日中強い雨が降っていたのですが、
その雨すら粋に感じさせるほどの雰囲気いい料亭での結納でした。
なかなかこういう事がなければ、こんな場所にも来れません。
やり方もわからないし、お金もかかるし、
しない方も増えている結納。
ですが、大切な節目として、本当にしてよかったと思っています。
きちんと節目を迎えることの大切さを、体験した日でした。
山田繊維では、結納等で使う、儀式ものの
風呂敷、ふくさ、お盆等ももちろん取り揃えております!
もちろん、私も、こちらでつくりました!
自分だけために職人の手によって誂えられた逸品、ご婚礼3点セット。
なんだかとてもすてきですよね。
また、使い方つくり方等、わからない点等は、お気軽にお問い合わせくださいませ。