- 2014/08/07
- 風呂敷の知識
- 文様のいわれ
豊臣秀吉の家紋はなんでしょうか?
みなさま、こんにちは。
京都の風呂敷製造・卸、山田繊維㈱の杉江です。
毎日暑い日が続きますね。夏バテしないように、この夏を乗り切りましょう。
最近のテレビ番組視聴率で一時期よりアップしているドラマがあります。
ご存知ですか?
NHK大河ドラマの「軍師官兵衛」です。
私もみてますが、現在、豊臣秀吉を中心に展開されています。
さてこの秀吉の家紋は何でしょうか?
答えは桐紋(五七の桐)です。
天皇家の家紋は今では菊紋がよく知られていますが、元々桐紋も天皇家の紋でした。
歴史では桐紋の方が古いとされています。
桐紋は天皇家から権力者に与えられることがあり、秀吉も最大限に活用し、
前面にだしていたと考えられています。
現在でも桐紋は日本国政府を表す紋章で、五百円硬貨・パスポートの書類にも記されています。
この桐紋にも様々な種類があり、百数十種程あるといわれます。
なかでもよく知られているのが、五三の桐・五七の桐でしょう。
3本の直立する花序と3枚の葉より構成されるものが基本です。
(花序とは枝上においての花の配列状態をさします。)
花の数が3-5-3なら五三の桐、5-7-5なら五七の桐となります。
日本国政府を表すのはどちらでしょう?早速しらべてみては…
京都の風呂敷メーカー、山田繊維㈱の杉江でした。