- 2014/02/05
- 風呂敷の知識
- 文様のいわれ
雪紋様 ~吉祥文様~
みなさま、こんにちは。
京都の風呂敷製造・卸、山田繊維㈱の杉江です。
早いものでもう1月も終わりです。しかし寒さはこれからが本番ですね。
雪の降る日が増えるかも…。
雪はむかしから豊作をもたらすとされ、吉祥紋として雪の紋章が生まれたようです。
六角形の結晶を曲線で基調にしたものを雪紋、六角形の輪郭を曲線で表し、
古鏡に似た形を雪輪紋といいます。
雪の形は「六花」といわれ、そこより六角形が考えられたようです。
紋様としては平安時代の頃からあり、雪の結晶が家紋として出始めたのは江戸時代。
顕微鏡で雪を観察できるようになってからで、雪の家紋は比較的新しい紋であることがわかります。
都会(?)育ちの私にとって雪の降る日は楽しみでもあります。
寒さが厳しそうなこの2月。巷ではバレンタインデーやオリンピック開催といったイベントがありますね。
テレビをみて夜更かしすることもあるでしょうが、風邪などひかず、体調管理をして乗り切りましょう。
京都の風呂敷メーカー山田繊維㈱の杉江でした。