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ふろしきの重さ

 みなさま、こんにちは。

京都の風呂敷製造・卸、山田繊維㈱の杉江です。

 

 前回は風呂敷のサイズについて述べましたが、今回は重さについて考えてみます。

現在、質量の単位ではkgで表されるようにメートル法を用いておりますが、

明治時代に設定された尺貫法では、

質量の単位として、匁(もんめ)・貫(かん)が使われていました。

 1匁=3.75g、1000匁=3.75kg=1貫と設定できます。

 

 ここで弊社の正絹ちりめん風呂敷を例にあげます。

 5号・6号といった表記をご覧になられた事があると思います。
簡単に言ってしまえば、数字の大きい方が重く、高価なものです。
この5号・6号はわかりやすいように、業界で設定したものであると思われます。

 5号は500匁、6号は600匁というところから来ています。
これは生地が織りあがった状態(生機)で1反当たりの重さのことを表します。

6号の生地ですと3.75g×600=2250gあるということになります。

 

 弊社では中巾(約45cm)は5号・6号、二巾(約68cm)は7号・9号・13号の取扱いがあります。
予算、シーンにより選択の種類は多々ありますが、みなさまのお手元に是非ともご用意頂きたいものです。

 京都の風呂敷メーカー山田繊維㈱の杉江でした。