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風呂敷の名前の由来 ~風呂敷の歴史~

 みなさま、こんにちは。

京都の風呂敷製造・卸、山田繊維㈱の杉江です。

 

今回は風呂敷の名前の由来はいつ?の疑問より始めましょう。

風呂敷という成語の最初の記録は、

江戸初期の1616年成立『駿府御分物御道具帳(すんぷおわけものおどうぐちょう)』の11冊のうちの1巻、

11月23日に記録。

「小倉木綿風呂敷」と記されたのが、確認される最古のものといわれています。

 

ここでいう「風呂敷」は包むためでなく、敷物上で身支度を整える風呂の敷物に用いたものを指していると考えられます。 

上に出ています木綿ですが、室町時代は中国や朝鮮からの輸入に頼っていました。

 国内での栽培の始まりは、戦国時代後期。江戸時代に入り各地での栽培が広がりますが、まだ高級品です。

庶民の日常生活にはなかなか手に入りません。

『日葡辞書(にっぽじじょ)』は当時、日本語約三万語を掲げ、ポルトガル語で語釈し、日常語の用例をあげています。

その中に「Firazzutcumi」とあり、和訳として麻素材で作った敷布のようなものと説明があります。

麻が一般的に使われていたことを物語っています。

 その後、木綿素材の流行で庶民も手に入れることがたやすくなったのは、言うまでもありません。
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 現在、弊社も綿のほかにポリエステル、絹、レーヨンなど多くの素材の風呂敷を扱っています。

あなたが使いやすい素材の風呂敷を早く見つけて、風呂敷デビューをしましょう。

まずは銭湯からですか?

 

京都の風呂敷メーカー、山田繊維㈱の杉江でした。