- 2012/03/07
- 文様のいわれ
麻の葉文様.. 丈夫ですくすくまっすぐ伸びるので子供の産着に用いられました。風呂敷の文様について。
みなさま、こんにちは。
京都の風呂敷製造・卸、山田繊維㈱の青山です。
私からは今後「文様」について述べていきたいと思います。
営業活動や日常生活に役立てられれば、と思います。よろしくお願い致します。
まず「文様」の言葉の意味を再確認しておきましょう!
「文様」とは物の表面を飾るためにつけられた図様をいいます。
紋様(やや紋章的名感じを含む図文)
あるいは模様(染織等の工芸品に型としてくりかえされるような意匠の場合)と呼ばれます。
日本では江戸時代以後に流行するようになったようです。
これからふろしきの柄に使われている「文様」ということでより身近に感じてもらいたいので、
柄の言いわれ、などを紹介していきたいと思います。
今回は「麻の葉文様」のちょっとした説明を。
「麻の葉文様」(あさのは)
日本独自の文様で、元々は正六角形えお基本とした幾何学文様です。
名前の由来は文字通り「麻」の葉の形を連想するところから名づけられましたようです。
「麻」は丈夫ですくすくとまっすぐに伸びることから子供の産着(うぶぎ)に用いられました。
着物に限らず帯や襦袢、袋小物に頻繁に用いられました。
参考文献 日本・中国の文様事典 視覚デザイン研究所 編
文様(模様)って深いな~。
次の機会にも紹介できれば、と思います。
京都の風呂敷メーカー山田繊維㈱の青山でした。