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 雷と稲妻

 雷と稲妻

みなさま、こんにちは。
 
京都の風呂敷・製造、卸の山田繊維(株)の杉江です。

 
この秋は台風・秋雨前線でぐずついた天候が続いてます。

 
農家の方々にとっては大切な収穫の時期。

 
作物が大きな被害に遭わないか心配です。

 
野菜の高騰は家計にも大きな影響を及ぼしますね。

 
みなさまも「五穀豊穣」という言葉を耳にしたことはあると思います。

 
農作物が豊作になることを幅広く指していますが、豊年満作を祈った文様があるのをご存知ですか?

 
雷文様がこれにあたるといわれています。

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 空を裂くように雷光が走り、雷が響き雨を呼ぶ。その雨が大地を潤して、
 
やがて田畑の豊作をもたらすといったサイクルで作物を産み出だします。

 
雨乞いを頼むにも神様に祈るしかなかった昔では、雷は恵みの兆候とみなされ、
 
吉祥文様とされていました。

 
 余談ですが雷と稲妻の違いを知ってますか?

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雷は自然現象の1つで、地上と空の間で放電により光や轟音が引き起こされる現象です。

 
稲妻は雷で発光する光、雷そのものをいいます。

 
 稲妻の語源は稲が開花し、実となる夏から秋にかけて雨に伴いよく雷が発生するので、
 
稲穂は雷に感光することで実るといわれた。
 

雷を稲の夫、すなわち「いなづま(妻)」と呼ぶようになったといわれています。

 
みなさまの家庭でも雷が落ちないように、夜のお付き合いもほどほどに。

 
 京都の風呂敷メーカー、山田繊維(株)の杉江でした。