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9月展【Timeless】レポート

9月展【Timeless】レポート

9月新商品展示会

いつもご愛顧いただきまして、有難うございます。

山田繊維で今年も9月に京都、東京で「新作展示会」が行われました。
今年は「山田繊維 設立60周年」を祝して記念パーティーも行われました。

今回の展示会のテーマは、【Timeless】

おかげさまで 山田繊維 設立60周年 を迎えます。 四角い形はそのままに、その時代に寄り添うふろしきのデザインを60年間作り続けてきました。 今回の新作展では、「野老むすび」「ちょうむすび」「ひめむすび」「伊砂文様」に加え、 伝統的な手法や時間をかけて丁寧につくる手仕事にこだわったプレミアムライン「天然藍染」も登場。 また、来年開催される東京オリンピックにむけてインバウンド需要・ECOにつながる取り組みに 風呂敷でできること・風呂敷だからできること等をお伝えさせていだきました。  

新作1 「野老むすび」

野老むすび

美術家 野老朝雄氏とふろしきブランドむす美が共同開発したふろしきです。野老氏の代表的な紋様、PPP紋様(Piecing Pieces Pattern)はピース同士を隣り合わせると、どの方向にも唐草紋様が繋がります。同じピースの組合せを変えることで、左右対称(白)と回転対称(紺)の
2つのデザインを生み出しました。

 

美術家 野老朝雄 主な作品に東京 2020 オリンピック・パラリンピックエンブレム、大名古屋ビルヂング下層部ファサードガラスパターン、大手町パークビルディング屋外彫刻などがある。
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新作2 ちょうむすび「tsutsumu」

9月新商品展示会

今回は山田繊維設立60周年を記念し、ミナペルホネンのデザイナーの皆川明氏が「ちょうむすび」の為に描き起こした「tsutsumu」が登場。 60周年の60という数字から連想された、6面体が連続している景色から生まれました。 手描き感のある温かなラインは、 ふろしきが穏やかにどこまでも連なっているようにも見えます。
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新作3 「ひめむすび Adeline Klam」

9月新商品展示会

フランス人デザイナー アデリーヌ・クラムとのコラボレーションによって、伝統的なモチーフを独特の色彩で表現し、平面でも、包んでも美しく見えるデザインを追求しました。日本のモチーフとフランスの色彩の出会いにより、現代のインテリアやファッションとも相性が良く、もちろん和風のテイストにもハーモニーします。  
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新作4 伊砂文様の新柄、新色

9月新商品展示会

今回は新しい「椿」「ハートかずら」2つの柄と、しだれ「しだれ桜」、「松」、「新芽」に新色が誕生しました。
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新作5 プレミアムライン「天然藍染」

9月新商品展示会 むす美の天然藍染ふろしきは、阿波藍の産地として名を馳せた徳島県で藍の栽培から染色まで一貫して行う藍師・染師「BUAISOU」によって100%国産の天然藍を使い、伝統的な染色技法により1枚ずつ手作業で染められています。 katakataからも登場です。 9月新商品展示会  

ワークショップも大盛況!

9月新商品展示会

一般の方も積極的にふろしきワークショップに参加いただき大盛況でした! 「一度やってみたかった」「テレビで見たことある!」「出来た!!」 などなどみんなわいわいガヤガヤ楽しんでくださいました。  

展示会後に「60thアニバーサリーパーティー」を行いました。

今回は60周年を祝して「60thアニバーサリーパーティー」を開催いたしました。
ゲストスピーカーを招き、ご歓談頂くカジュアルな祝宴でした。

9月新商品展示会 またトークイベントの後には、京都の『手織り寿し』屋さん「AWOMB(アウーム)」さんのおしゃれな演出と美味しいフードに華を添えていただきました。
テーマは「つつむ」。
ふろしきにちなんだ粋な演出に感動!

9月新商品展示会

京都のゲストスピーカーは、 デザイン活動家、D&DEPARTMENTディレクターのナガオカケンメイ氏
すでに世の中に生まれたロングライフデザインから、これからのデザインの在り方を探る活動のベースとして、47の都道府県にデザインの道の駅「D&DEPARTMENT」を作り、地域と対話し、「らしさ」の整理、提案、運用をおこなっておられます。

ケンメイさんの最新の海外プロジェクトのお話や長く愛されるブランド観察など面白い切り口で語ってくださり、業種を超えて共感できるお話に盛り上がりました。

東京のゲストスピーカーは、美術家の野老朝雄氏
”主な作品に、大名古屋ビルヂング下層部ファサードガラスパターン、東京 2020 オリンピック・パラリンピックエンブレム、大手町パークビルディングのための屋外彫刻作品などがある。” 
2020 オリンピック・パラリンピックのエンブレムに秘められた意味には感動し、野老さんの創作の根っこにある数学的な美学ともいえるお話に引き込まれました。

ご来店、ご参加いただいた皆様本当にありがとうございました。