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プロが教える、ふろしきディスプレイのコツ~夏祭り編~

プロが教える、ふろしきディスプレイのコツ~夏祭り編~

「プロが教える、ふろしきディスプレイのコツ~夏祭り編~」
 
みなさま、こんにちは!
京都の風呂敷製造・卸、山田繊維の山田芳生です。

 
暑中お見舞い申し上げます。
今年も、京都の夏は暑いです!
 

気のせいかもしれませんが、
今年はとても蝉が多い気がします。
 

会社の近くの御池通りには
大きなケヤキ並木があるのですが
そこの蝉たちが、
頭がクラクラしそうなほどの物凄い鳴き声で、
ちょっとビックリしています。
 

 
さて今回から、このブログでは
「プロが教える、ふろしきディスプレイのコツ」という
(かなり恥ずかしいタイトルですが・・・)
みなさまのお役に立てればと思い
これからちょくちょくご紹介していくつもりです。

 
今、神宮前「むす美」でディスプレイしているのは
「福コチャエ」のシリーズです。
微笑ましくて、色も賑やかな、とても楽しいデザインです。

syacyo.2016.08gazou001.JPG

 
50㎝という小さなサイズなので広げて飾ってみました。
イメージしたのは、お祭りの夜店でよくある
たくさんの顔がいっぱい並んでいるあの雰囲気・・・
そうです、「お面屋さん」です。
(過去の「むす美」ディスプレイはこちら)

 
楽しさを演出しようと工夫したのは、
「角度」です。

syacyo.2016.08gazou002.JPG

 
宙づりで角度をつけるのは、ちょっとコツが必要です。
それは、どちらかの端を固定することです。

 
店で使用しているのは、鉄筋。
まず、天井から鉄筋を吊るします。
その鉄筋にふろしきの端をクリップで固定し
もう一方をテグスで引っぱって角度をつける。

 
 syacyo.2016.08gazou003.JPG    syacyo.2016.08gazou004.JPG
     

 
そんなことしなくても、壁に貼れば簡単なんですが
ふろしきを壁に貼る事は、めったにやりません。

syacyo.2016.08gazou005.JPG

 
理由は、布らしさが無くなるように思うからです。
ふわふわ、ゆらゆらとした感じが布の良さなので
出来るだけ、宙づりにするのもコツだと思います。

 
一度、試してみて下さい。
 

 
京都の風呂敷メーカー山田繊維
山田芳生でした。