- 2024/11/23
【ラオス】MOTTAINAIプロジェクトに参画

日アセアン経済産業協力委員(AMEICC)により、 Lao Handicraft Association(LHA)の会員を含む地元企業と協力し、ラオス×日本の「MOTTAINAIプロジェクト」が始動されました。


MOTTAINAIプロジェクトとは

ラオス産業の課題解決に向けて、ハンディクラフト業界の地力の底上げ、発信力強化をします。
ラオスの社会課題
ラオスにおけるハンディクラフトは、ラオス人の器用さと人件費の安さという強みを活かし、高級品の生産・輸出で外貨を稼ぐ貴重な産業の一つです。しかし近年、構造的な課題が浮き彫りになり、AMEICC事務局は、ラオス商工省の要請を受け下記の課題解決に貢献するためプロジェクトが始動したのです。
・国際市場へのアクセスの減少
・労働者や熟練職人の不足
・口承に頼った不安定な人材育成システム
・国内原材料の入手のしにくさ
主催:AMEICC(日アセアン経済産業協力委員)、LHA(Laos Handicraft Association)
プロデューサー:北河原 純也
協力:山田 芳生(山田繊維株式会社)
「ふろしき」を通じてラオスの手工芸品業界や物産業界を振興したい

このプロジェクトのプロデューサーであるジェトロ専門家の北河原様から、「「ふろしき」を通じてラオスの手工芸品業界や物産業界を振興し、ラオス国内だけでなく海外に向けても、広く発信していくことを目指したい」と、弊社にお声がけいただきました。
2024年6月 キックオフセレモニー


6月に、商工省の局長さんやラオスハンディクラフト協会の会長、今回のプロジェクトの参加企業全員が集まってキックオフセレモニーが実施されました。
弊社社長山田から、むす美の取り組みやふろしきのお話、デモンストレーションを実施させていただきました。
みなさん、ふろしきに興味津々で、熱心な方が本当に多い印象でした。
2024年10月23日 ハンディークラフトフェアに出展



ブースデザインは、ラオスで頑張っているXYZという若手のデザイン会社です。
サステナブルを意識した展示什器は、端材を使ったり、次の展示にも使うことを意識しているそうです。

「MOTTAINAIプロジェクト」ブースでは、来場された方に、ラオス人の若いスタッフが、ふろしきの説明をして頂いたり、アンケートをお願いしたり、購入の問い合わせに対応しただいたりと、忙しく対応してくださいました。

デモンストレーションも実施し、ラオスのファクトリーのメンバーにも先生役になってもらい、「ふろしきの使い方を教える楽しさ」を体験してもらいました。
今後もラオス内でふろしき講習会が継続していただけるのではないかと思います。
現地では地元のテキスタイルメーカーを数社訪問もさせていただきました。


職人の方とともに歩んできた「むす美」として、今後も、ふろしきを通じて国内外の課題解決、地域貢献にできることを共に考えて参ります。