- 2024/05/31
車いす研修実施(むす美店舗・本社)
2024年5月に開催される「FUROSHIKI SDGs LIFE」のイベントに向けて、京都市中京区の社会福祉協議会、身体障害者団体連合会の方々にご来社頂き、本社とむす美店舗にて車いす研修を行いました。
2024年のSDGsイベントのテーマが「ボーダレス」
今年の3回目となる「FUROSHIKI SDGs LIFE」イベントのテーマが「ボーダレス」でした。
ふろしきは、国や世代や個性をも超えて、誰でもその人らしく使えるアイテムです。
例えば災害時や、子育て中のママやパパ、車いすをお使いの方、高齢の方やハンディキャップをお持ちの方にもご参加いただき、ふろしきと出会い、体験を通して、そのポテンシャルを感じていただきたいという想いが込められています。
そこで、まず受け入れ側の私たち自身が「車いす」に対しての知識や経験を少しでも持っておく必要があると思い、社会福祉協議会の方に相談したところ、出張研修をしていただけることになりました。
むす美店舗での研修の感想
実際に車いすで入口や店内を移動してみると、入口の小さな段差も大きな衝撃を受けたり、自走すると車輪を回す手が間口のガラスに当たりそうになったりなど、経験して気付くことが沢山ありました。
車いすでご来店いただくお客様もいらっしゃいます。
お手伝いさせていただく時には、一つひとつの動作にお声かけをして、配慮ある接客を心がけていこうと改めて思いました。
本社での研修の感想
車いすの操作方法、介助操作、お声がけの仕方を教えていただきました。
まずはデモンストレーションを見せていただき、
その後は介助する側、される側の立場での体験をさせていただきました。
介助する側で学んだことはこちらです。
・お互い面識がない場合は、介助する前に自己紹介をする
・段差を上る時、降りる時コツ
「段差があります」と伝えて後ろから下がる
・坂道の時、スロープの時の注意点
・駅などの階段で、2人で担いであげる時の持つ部分
次に、スタッフ全員が車いすに乗り、介助される立場の体験もさせていただきました。
知らない人に身をゆだねる事、
段差や坂道を通る時の不安な気持ちを実体験できたことで、
お声がけ、コミュニケーションをとることがいかに大事かを学びました。
街中で車いすの方で困っている方を見かけたら、気軽に声をかけることも勧めていただきました。
操作方法だけではなく、相手の不安な気持ちを考慮したり、コミュニケーションを意識することが何より大事だと学ばせていただきました。
今回の研修で得た学びや体験を、実生活の場で活かしていきたいと思いました。
ありがとうございました。