修学旅行生のSDGs探求学習

initiatives for SDGs

修学旅行生のSDGs探求学習

修学旅行生のSDGs探求学習

毎年修学旅行の時期になると、各学校の学習要領の一環として、下記に該当するような企業から、
その取り組みを学ぶということで、弊社へ会社訪問のご依頼があります。
・伝統文化を支えている
・SDGs活動を推進している
・社会貢献に積極的に行っている

今回は京都の伝統産業を支える企業の社会貢献やSDGs活動を学ぶため、
東京の和洋九段女子高等学校から 2 年生の女子生徒様 7 名と先生 1 名が、山田繊維㈱に来てくれました。

当日のプログラム

10:00~10:30 広報部:むす美のふろしきとは
10:30~10:45 開発部:SDGsにつながる商品開発を学ぶ
10:45~11:00 生産管理部:ふろしきの製造工程を知る
11:00~11:15 包む体験:ふろしきバッグを作って、むす美京都店へ移動
11:15~11:30 むす美京都店:ディスプレイや接客を体感する
11:30~ 解散

まずは広報から、現代に合ったふろしきの文化発信、国内外でのイベント・POPUP活動、SNS運用など、
どのように社会とふろしきとの接点を創造・発展させているか、会社の様々な取り組みを紹介させていただきました。

学生のみなさんは、「海外でなぜそんなに人気があるのですか」「ふろしきのイベント面白い!ダンスを習ってるけどコラボできますか」と、様々な視点で質問してくれました。

次は開発部で、オーガニックコットンやリサイクル原料を使った商品開発の現状や、クリエーターや熟練の職人との様々な挑戦をお話させていただきました。

その後、生産管理部に移動し、ふろしきの製造工程を、実際の加工途中の生地を見ながら説明させていただきました。
特に、製造の過程で必ず発生するふろしきの“耳”が、学生さんたちが想像されていた以上に多く出ることに驚かれていましたが、
弊社では、ほぼ全てリサイクル、アップサイクル商品に使用していることをお伝えすると、「廃材の活用楽しそう!作ってみたいものが沢山ある!」と興味を持ってくれました。

最後は、みんなでふろしきバッグを作り、そこに荷物を入れてむす美京都店に移動しました。
お店では、今人気の商品や海外土産におすすめのシリーズなどを熱心に聞いておられました。

限られた時間の中でしたが、伝統文化を今に伝える企業として、リアルな現場を学生のみなさんにお伝えさせていただきました。
また、エコなアイテムとして注目されるふろしきだからこそ、開発や製造などお客様から見えない部分での、地道なSDGs活動も知っていただけるよい機会になりました。

今後も学生のみなさんが、楽しく伝統文化を「知って、見て、聞ける」学びの場をご提供できればと思います。