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雨の日に活躍する傘と、 頭に被る笠・・・調べてみると面白いですね!

 みなさま、こんにちは。
 
 
毎日じめじめする日が続き、梅雨は嫌ですね。
 
そんな雨の日に活躍するのが、傘。
 
私たちが日々使っている手に持って、差しかけて使う用具の総称を「傘」と呼びます。
 
対して頭部に直接被るかさ(被り笠)も雨よけ・直射日光を防ぎ、
 
 
また顔を隠す用具でもあります。
 
低円錐形で紐などをつけて被っている方をみますね。
 

辿ってみれば中国最古の詩集「詩経」にも記述があるように、歴史は古いと読み取れます。

 
古来日本では「かさ」とは笠をさしていますが、笠を頭に被ることより、
 
大切でありがたい気持ちや形のおもしろさから、家紋に用いることも見られ、
 
さむらいとの関係も深いとされているようです。
 
 
 
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またこの笠も祭礼における神聖な呪具としても扱われており、

現在まで芸能や文芸に伝承されています。

 
 
京都では夏の風物詩である「祇園祭」が行われています。
 
みなさまがよく知る山鉾巡行はまもなくですが、
 
こちらでも笠を被った方々が、力強く鉾を引く光景がみられることと思います。

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(※この画像はWEBサイトより引用)

 
梅雨明け前?に、熱い京都を感じてみてはいかがですか?
 
世界の人気観光都市の1位は京都市ですから・・・