- 2013/03/14
- 文様のいわれ
縁起物 宝船について
みなさま、こんにちは。
京都の風呂敷製造・卸、山田繊維㈱の杉江です。
今回は縁起物の1つである「宝船」です。
私も毎年正月に七福神巡りをしておりますが、宝船には七福神が乗り、金銀・宝石といった宝物を積み込んだ帆船を指しています。
また新年を表わす季語の1つとされてます。
そのため宝船はおめでたい船と意味づけされていますが、みなさまの中には「入船」、「出船」といった言葉を聞いたことがある方もいるでしょう。
七福神の宝船では、多くの積荷、財宝が入って来るように(入船)、舳先を左に向けることがおめでたいとされています。
一方、出船はこれから勢いよく出港するさまであり、人生に置きかえれば就職・結婚といった新たな旅立ち、門出の意味合いが強くあります。
上記の商品は当社では手織綴れふくさ(家紋入り)の別誂えでお受け致しております。
この春、あなたの上司・同僚・友人のなかには、様々な旅立ちをされる方も居られることでしょう。
「風呂敷をプレゼントしてください」と強くは言えませんが、紙で包装するよりは、その方を思って選ばてた風呂敷でラッピングをし、
お渡しになられてはいかがでしょうか?。
京都の風呂敷メーカー山田繊維㈱の杉江でした。