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吉祥文様 「鶴亀」「松竹梅」 ~文様のいわれ~

吉祥文様 「鶴亀」「松竹梅」 ~文様のいわれ~

 みなさま、こんにちは。

京都の風呂敷製造、卸の山田繊維㈱の杉江です。

 

 今回は風呂敷に用いられる文様について考えてみます。

風呂敷には各々の家の家紋や花鳥風月などを題材にして、
吉祥文様が用いられることが多くあります。

吉祥文様とは縁起がいいとされる動植物・物品などを描いた図柄を指し、
当社の風呂敷の柄にも吉祥文様を表現しているものも多数あります。

 吉祥文様の1つに長寿を指す柄として「鶴・亀」、「松竹梅」があります。

「鶴は千年、亀は万年」というフレーズを耳にした事がある人もいるでしょう。
長寿のシンボルであり、セットで描かれていることは、夫婦睦まじい老境の象徴とされています。
 ちなみに古来より鶴といえば、タンチョウ、亀は蓑亀(甲羅に蓑を羽織ったように見える様子、藻がたくさん生えた亀が珍重された)を指すようです。
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 慶事によく使用される「松竹梅」は、一般に松を最上級として、竹・梅とみなす場合が多いですが、梅を最上級と据えることもあります。
明確な優劣があるわけではありません。
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 「鶴亀」・「松竹梅」という伝統的な吉祥デザインをパッケージに長寿、慶事を願う商品があります。
みなさまも幼い頃に手にした事があるでしょう。千歳飴の袋です。
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 このように種々の商品で吉祥文様が使用されることが多いことが、わかりますね。

京都の風呂敷メーカー山田繊維㈱の杉江でした。