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ちどりは夏のイメージ?

ちどりは夏のイメージ?

みなさま、こんにちは。
 
京都の風呂敷製造・卸の山田繊維(株)杉江です。

 
 夏の暑い日が続くのも嫌ですが、この時期に降り続く雨、
 
じめっととした梅雨はもっと嫌ですね。
 
 今回は動物を家紋にしたものをご紹介します。
 
季節を勘違いしてしまうかな?と思われる1つに「ちどり」が挙げられます。

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(丸に千鳥紋)
 

 ちどりは特定の鳥類を指す言葉ではありません。水辺に生息する小型の鳥のことを指しています。
 
たくさんいて、群れをなして飛ぶことから「千鳥」と呼ばれるようになったと言われます。
 
平安時代には衣服にも用いられ、文様としては江戸時代に確立されたとされています。
 
デザインとしては波(浪)と組み合わせたものが多く見受けられます。

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(二巾レーヨンちりめんこよみ・波に千鳥)

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(ガーゼ手拭い・千鳥)

 
上記は弊社商品の千鳥柄で、夏をイメージした雰囲気があります。
 
 このちどり、俳句の世界では冬の季語として使われているそうです。
 
私も知りませんでしたので少し賢くなった気がします。

 
京都の風呂敷メーカー、山田繊維(株)の杉江でした。