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インクジェットプリント~オリジナル制作事例~

インクジェットプリント~オリジナル制作事例~

みなさま、こんにちは。
京都の風呂敷製造・卸、山田繊維(株)の安藤です。

今回のオリジナル制作事例は、インクジェットプリントです。
前回はチェックの生地を何点かご覧頂きましたが、今回は
インクジェットでの再現性や特徴などに触れたいと思います。
 
インクジェットプリントは、皆さんが、パソコン上で制作した
デザインや写真、データから、そのままプリントする方法です。
 
つまり、自宅や会社でプリントするのと同じ感覚に近いのですが、
 
先ず、データの出来具合に非常に左右されます。その為、
画面上で見るときれいなのですが、プリントすると、、、、仕上がりが悪かったり、
プリントしたら思った色と違ったなど、皆さんがパソコンから紙にプリントするのと
同じ現象がおきます。
 
つまり、データをただ出力するのではなく、生地の特性も考慮し、データ修正を
し、ご要望の仕上がりにしていく作業が、重要な工程になります。
 
パソコンで容易にデザインが出来る様になり、インクジェットもかなり多くなってきていますが
よくある質問の一つに、
一般的なスクリーンプリントとインクジェットの使い分けは?と言うのが御座います。
 
一番判り易いのが、色数が多ければ 1色1版必要なスクリーンプリントは、版代がかさみます。
特に写真の様なグラデーションなどは、版数を増やす事で再現可能ですが、その箇所が幾つも
あると、面積の割りにコストが掛かる事になり、この様な表現を多用しているデザインなどには向いています。
 
20121026-1.JPG

20121026-2.JPG

20121026-3.JPG

この様に、パソコンでは簡単に出来る事が増えると、オリジナルでのインクジェットの作成依頼が増えてくると思いますので
次回以降もインクジェットについてお話したいと思います。
 
京都の風呂敷メーカー・卸 山田繊維 の安藤でした