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染料と顔料のちがいは? ~よくある質問~

みなさま、こんにちは
京都の風呂敷製造・卸 山田繊維㈱の渡辺佳弘です。
 
今回の風呂敷用語は、『染料と顔料』です。
よくお客様からどう違うんですか!との質問がきます。

    染料(せんりょう)   顔料(がんりょう)
化学染料がない時代   植物の根や花から作った   岩や土を微細に砕いて作った
特徴   水や油に溶ける   水や油に溶けない微細粉末が、溶けているよう見えても実は、混ざっている状態
繊維を染めた場合   繊維の内部までしみ込んで色が付く   繊維の表面に付着して色が付いている

             
          
◎染料と顔料の大きな違いは、繊維との親和性があるかどうかである。染料は繊維内に浸透し、繊維と結合するのに対して
 顔料は繊維との結合力がない為、接着剤(バインダー)により繊維の表面に付着しているのが特徴である。
 
京都の風呂敷メーカー山田繊維㈱本社営業の渡辺でした。