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一反(いったん)ふろしきとは・・・ ~よくある質問~

一反(いったん)ふろしきとは・・・ ~よくある質問~

一反ふろしきとは? みなさま、こんにちは。
京都の風呂敷製造・卸、山田繊維㈱の小杉です。

今回のよくある質問コーナーですが「一反(いったん)ふろしきとは・・・」です。

みなさま聞かれたことあるでしょうか?簡単に言うと大きなふろしきです。
ふろしきの歴史のお話しになりますが、
もともとふろしきとしての生地はなく着物の生地をつないで大きな布にして物を包んで運搬具として使われていました。 

この着物の生地の巾がだいたい1尺(約38cm)当時は小柄な方が多かったのでもう少し小さいですが・・・
反物の長さが約11~12Mあります。
この約12Mを2Mづつに切ると約38cm巾で2Mの長さの生地が6枚出来ます。 
この6枚をつなぐと生地巾が約2Mで長さが約2Mの布が出来ます。  
丁度一反から約2M角の1枚の風呂敷ができますよね。 これが一反ふろしきのいわれのようです。 
 
昔の方はあるものを余すことなく上手に使われてたことが分かります。
生活の知恵ですね。2Mのふろしき当時の方はどんなものを包んでいたんでしょうね?
 
ituhaba6.jpg
6巾くらし布
 
 
京都の風呂敷メーカー山田繊維㈱の小杉でした。