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風呂敷の強度をあげるために使われた手法 ~風呂敷の歴史~

風呂敷の強度をあげるために使われた手法 ~風呂敷の歴史~

 みなさま、こんにちは。

京都の風呂敷製造・卸、山田繊維㈱の杉江です。

 

 風呂敷は物を包み、持ち運んだり収納する為の布。1枚の布ではありますが、

様々の形状、大きな物を包めるのはご承知の通りです。

 しかし角が尖ったもの、余りにも重すぎるものであれば、風呂敷が破れる可能性もありますね。

こんな時の為に強度をあげるために使われた手法をご紹介します。

 

 ・尻あて・・最近ほとんど見られなくなりましたが、補強として中央に四角い当て布を縫い込み強度をアップ。

              画廊では絵画を運ぶ時によく使われています。

 

 ・刺し子・・現在では美しい文様を表現するようになってますが、元来は摩耗、損傷を防ぐ。

              補強だけでなく保湿のために刺し縫いしたのが始まり。

 

 当時は布が貴重な物であり、ほつれた部分に布を重ね刺し子を施し、丈夫にして何回も繰り返し

大切に使っていました。

20120829.JPG

 現在、刺子で知られている地域として山形・青森・福井といったところがあります。

 当時を再現して刺子の風呂敷を作成することは難しいですが、当社の商品では、

刺し子に模して織った綿織物も扱っております。

 20120829-2.jpg
三巾刺し子風呂敷

 最近では風呂敷も様々な素材から作られています。

しかし刺し子のように温かみのあるものは、代々残していきたいものですね。

 

京都の風呂敷メーカー山田繊維㈱の杉江でした。